ウォッカが喉を焼く

父の上京中、学校で歩きつかれてお茶してる時とか、お酒飲みながら焼肉食べてる時とかに、父から母に対する愚痴をいくらか聞かされた。主に聞き役に回っていたら、ふと無意識に「でもお母さんはこう思ってるみたいやよー」とか「でもこの間、お母さんこう言ってたよー」とか「要するに親しき中にも礼儀有りの定義がちがうってこと?」とかなんとか上手く取り成してまとめようとしている自分に気付いた。
カウンセリングの先生に「○○さんは長い間お母さんのカウンセラー役やってきたんだね。よくこの年まで持ったねぇ」と言われたことを思いだし、父のカウンセラー役にまでなるのはまっぴらごめんだと思った。
「でもそういうお母さんと結婚したのはお父さんでしょう?」
これを言ったらさすがの父も黙った。このセリフは使える。
ていうか直接愚痴を言い合いやがれ、このコミュニケーション不全のアホ両親めが。