そのときは彼によろしく

そのときは彼によろしく

市川拓司さんの作品は、彼がtacさんというハンドルネームでサイト上に小説を載せてたときからちょくちょく読ませてもらっていて、本格的に作家デビューされてからも出版されたものは気付くと全部買ってしまっている。


つい先日のカウンセリングで「○○さんは親とか友達とかのカウンセラー役になっちゃうのが多いんだよねー。僕らカウンセラーは時々自分達のことを『ゴミ箱』って例えたりするんだけど」「あー、私はずっと『王様の耳はロバの耳』の穴だとか思ってましたー」とかいう会話があって、なんとなく「あー私の中身はtrashだらけなのね」とかびみょーに凹んでいたのだけれど、これを読むとゴミも悪くないかという気持ちになってくる。
まあ、万人受けはしないだろうけど。