夢のぬるぬる感が残ったままクリニックへ。
帰省の話とか悪夢の話とか。
私:「眠れることは眠れるんですけど…見る夢のほとんどが悪夢なんです。生理的に気持ち悪かったり、精神的につらかったり、ひたすら追いかけられたり…」
医者:「うーん…一応悪夢を減らす薬っていうのはあるんだけど…飲んでみる?」
私:「は?!そんな都合の良い薬があるんですか?脳の働きを鈍くする…とか?」
医:「一応、一般的には減るって言われてるねぇ。まあ…悪夢はねぇ…僕も良くみるから…僕もよく追いかけられてるよ」
…せ、先生?大丈夫?


一応試してみることになった。ユーロジンとかいう薬を1㎎。どうやら中間型の眠剤のようだ。


おくすり110番より引用

成分(一般名) : エスタゾラム
製品例 : ユーロジン1mg錠~2mg錠、ユーロジン散1%
区分 : 催眠鎮静剤,抗不安剤ベンゾジアゼピン系/睡眠剤


概説 寝つきをよくするお薬です。
作用 脳の神経をしずめる作用があります。そして、不安や緊張感をほぐし気分をリラックスさせて、自然に近い眠りに誘います。
特徴 睡眠薬として広く使用されている系統です。比較的安全性が高く、効き目もよいので、不眠症の治療には、まずこの系統が使われます。
同類薬のなかでは、持続時間が中間型です。寝つきの悪いときや、夜中に何度も目が覚めてしまう人に向きます。昼間の抗不安効果も少し期待できます。

注意
【診察で】
持病やアレルギーのある人、また妊娠中の人は医師に伝えてください。
服用中の薬を医師に教えてください。
夜中に起きて仕事をすることのある人は、医師に伝えておきましょう。


【注意する人】


重症筋無力症の人は使用できません。また、喘息や肺性心など呼吸器系に病気のある人も、症状によっては慎重に使用する必要があります。高齢の人は副作用がでやすいので、少量ではじめます。


適さないケース..重症筋無力症、呼吸機能が高度に低下している場合など。
注意が必要なケース..呼吸器系に病気のある人、心臓病、肝臓病、腎臓病、脳に病気のある人、高齢の人など。
控えたほうがよいケース..夜中に一時的に起きて仕事をするとき。

【飲み合わせ・食べ合わせ
エイズの薬のリトナビル(ノービア)との併用は禁止されています。
別の安定剤や抗うつ剤などメンタル系の薬と併用すると、強く効きすぎたり、副作用がでやすくなります。服用中の薬があるときは、必ず医師に伝えておきましょう。
飲酒は控えてください。副作用が強まるおそれがあります。
お茶に含まれるカフェインは、この薬の効果を弱めるかもしれません。寝る前の日本茶、コーヒー、紅茶類は控えたほうがよいでしょう。

【使用にあたり】
寝るすぐ前にお飲みください。飲む前にやるべきことを済ませておきましょう。
夜中に一時的に起きて仕事をする場合は、使用しないほうがよいでしょう。
日常的なストレスによる一時的な不眠に安易に用いることには賛成できません。
長期連用時、自分の判断だけで急に中止してはいけません。急に飲むのをやめると、反動でかえって眠れなくなったり、イライラや強い不安感、震えを生じることがあります。

【妊娠授乳】
妊娠中の服用はできるだけ避けることが望ましいです。医師とよく相談されてください。
授乳中もできるだけ控えるようにします。医師の判断しだいですが、服用する場合は授乳(母乳)を中止するのが基本です。

【食生活】
とくに高齢の人は、夜中にトイレにいくときなど、ふらついて転倒につながるおそれがあります。十分注意してください。
翌朝まで薬の影響が残り、眠気やふらつき、注意力が低下することがあります。そのような場合は、車の運転など危険な作業は避けてください。
起床・就寝時間を一定にし、睡眠リズムをとりもどすようにしましょう。生活習慣の見直しも大切です。

【備考】
眠れない原因はさまざまです。家庭や仕事上のトラブル、悲しい出来事、あるいは入院などのストレスで一時的に眠れないことがありますし、神経症うつ病統合失調症など心の病気が原因のこともあります。さらに、呼吸器の病気、心臓病、痛みやカユミなど体の病気も不眠を起こします。不眠症の治療は、原因疾患の治療、環境の整備などを合わせておこなうことが大切です。
むやみに薬の種類や量を増やしても、結局は効き目が落ちてきます。生活や職場環境などが安定し症状がよくなってきたら、医師と相談のうえ計画的に徐々に減量したり頓服のような飲み方に変えることも考慮しましょう。
医師の判断で薬を減量したり中止できるのであれば理想的です。ただ、急ぐことはありません。副作用の少ないお薬ですから、無理をせずゆっくり治療されてください。薬以外の心理療法や自律神経訓練法も効果的です。

効能 不眠症
麻酔前投薬。

用法 本剤の用量は、年齢、症状、疾患等を考慮して適宜増減するが、一般に成人は次のように服用する。
不眠症..1回エスタゾラムとして1〜4mgを就寝前に経口服用する。
麻酔前投薬..手術前夜:1回エスタゾラムとして1〜2mgを就寝前に経口服用する。麻酔前:1回エスタゾラムとして2〜4mgを経口服用する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。

副作用 比較的安全性の高いお薬です。正しく服用するかぎり、重い副作用はまずありません。ただ、人によっては、翌朝に眠気やふらつき、けん怠感や脱力感などが残ることがあります。高齢の人は、転倒にも注意してください。

とくに多めの量を長期に飲み続けた場合、体が薬に慣れてきて、急に中止すると、かえって眠れなくなったり、イライラ、吐き気、震えなど反発的な症状がでることがあります。中止するときは、医師の指示のもと徐々に減量するようにしましょう。

また、自分だけの判断で安易に量を増やしたり、用法を守らず昼間に飲んだりすると、効きめが悪くなるばかりか薬に頼りがちになり、なかなかやめられなくなってしまいます。指示された用法用量を守ることが大切です。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
依存..長期に多めの量を飲み続けると、体が薬に慣れた状態になりやめにくくなる。このとき急に中止すると、いらいら、強い不安感、不眠、ふるえ、けいれん、混乱、幻覚など思わぬ症状があらわれることがある(徐々に減量すれば大丈夫)。
呼吸抑制・炭酸ガスナルコーシス..息苦しい、窒息感、翌朝の頭痛、頭が重い。
興奮、取り乱す(もともと精神障害がある場合)

【その他】
眠気、ボーッとする、頭が重い感じ、頭痛。
ふらつき、めまい感、けん怠感、脱力感。
発疹、かゆみ。
長期連用で効き目が悪くなる。