追記

母:「それにしてもアンタがそんな風に悩んどること知ったらお父さんびっくりすると思うよ。あの人は普通に『父親』やってきたつもりやで」
私:「それはお父さんが普通だと思う『父親像』でしょう?お父さんの『普通』と私の『普通』は違ったのよ」
母:「まあ、それはそうやけどさ…」
私:「ソフトが違うのよ。昭和17年製のソフトで『愛してる』って書いて送っても、昭和55年製のソフトで開くと文字化けしてるんやよ」
母:「そう、それは分かる。私もお父さんのソフトは分からんもん」
私:「は…?!お、お母さんも分からんの?」
母:「うん、分からん。でもさー昭和17年製のHDに昭和55年製のソフト無理矢理入れたら壊れてしまうよ?」
私:「そ、それは分かってるんだけど…」
母:「それだけ理屈で分かってるんなら、『まー仕方ないな』ってなんとかやってくしかないやんか」
私:「理屈と感情が別だから私も自分を持て余しとるんやよ。要するに大人になれってことでしょう?」
母:「まーそういうことやねえ」
私:「前は大人になれたと思ってたんだけど…」
母:「アンタは大人のふりをしとったの!だから自分に亀裂が入ったんでしょうが」


で、結局具体的に明日からどうすれば本当に大人になれるのよ?