私:「今まで体力の問題が大きいと思ってたんですけど、池袋の百貨店をうろうろしてみたり、交通費を浮かせるために一駅分歩いてみたりとかしたところ、なんともないんです。ただ、学校へ行くときは妙に緊張している分、余分に体力を使ってしまうのかもしれません」
医者:「そうかー。なんだか不登校っぽいね(笑)」
私:「ええ、まあ(笑)比較的親しい人達はほとんど、留年とか院とかで学校に残ってるらしいので、正直、復帰後のその人達からの叱咤激励の嵐が怖いんです」
医:「あー、なるほどー。でもね、アナタぐらいの年齢の人達はそこまで頭悪くないと思いますよ。鬱の人を叱咤激励しても逆効果ってことくらいは分かってると思うし。それでももし叱咤激励する人がいて、つらかったら「つらい」って悲鳴上げれば良いと思うよ」
私:「そうですか…私…ちょっと構えすぎ…ですかね?」
医:「うん、まだ起こってないことに対して構えすぎ(笑)」
私:「まあ、実際に学校が始まれば緊張とか言ってられないんで、やってみないと分からないんですけどね…」
医:「おお、そういう考えができるようになったんだね。最初のころに比べればほんとに良くなってるよ」
私:「はあ、そうですか。まあ、あのころは本当に眠れなくてつらかったですからねぇ」


処方箋を持って薬局へ行ったらパキシルが20mgから10mgに減っていた。先生は私の状態が「良くなっている」と判断してパキシルを減らしたんだろうけど、なんだか私は「このまま治れよー」とプレッシャーをかけられてる気分になってしまった。
そのうち「治った」と診断されて、薬を出してもらえなくなったらどうしよう。