電車の中で目が回って心臓バクバクになったので慌ててデパスを飲んだ。「しばらくこういうのなかったのになあ」とか思ってデパスが効いてくるのを待っていたが、変化なし。
「が、学校につけば座る場所がある。休める。がんばれ自分」とか思いながら死ぬ思いで学校まで行く。
研究室でぐったりしてたら先輩が寝袋を出してきた。い、いやそんな誰がいつ使ったが分からない寝袋で寝たくないです。
先輩:「大丈夫?」
私:「はあ、多分貧血だと思うんですけど」
先:「保健センター行ってきたら?鉄剤もらえばすぐ治るよ」


よろよろしながら保健センターへ。
脈を取った医者曰く、「150から120あるかも」ということで、すぐに心電図を取られる。
医:「脈拍速いけど…ぎりぎり正常値だね。過喚起症候群だね。」
私:「過喚起症候群って過呼吸のことですよね?過呼吸ってもっと倒れるほど苦しいものだと思ってたんですが」
医:「いや、貴方みたいなタイプの過呼吸もあるんだよ。もう症状のピークは過ぎてるからゆっくりお茶でも飲んで休みなさい。また苦しくなったら袋を口に当てて二酸化炭素吸ってね」
過呼吸って死ぬほど苦しくて、思わず救急車呼んじゃうくらいのもんだと思っていたんだが。医者の言う症状が過呼吸だとしたら、私が今まで貧血だと思っていたものは全部過呼吸だったってことになっちゃうんだけどな。うーん。